真北とは、地軸の北極点を指す方向のことで磁石で測った方位とは異なります。磁石で測った方位は、真北とずれた方向を指し、建築基準法では真北を用います。
真北を正確に測る方法として、太陽や北極星を観測する方法があります。
簡単に真北方向を調べる方法として、太陽が南中する時刻を理科年表などで調べ、その時刻に影を観測する方法や、磁北を計測し、真北との偏心角(関東地方→約6度)を補正する方法があります。
(もっとも簡単に測ることができるのはj磁石を使って測る方法ですが、周辺の磁気に影響されやすく、正確な方位(磁北)を測る事は期待できません。)
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